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『Rim Mug』
■カラー:Black/Nashiji green/Crystal white
■サイズ:W104×D82×H78mm
■容量:270ml
■素材:陶器
※食洗機、電子レンジOK
■ブランド:畑萬陶苑(佐賀・伊万里)
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futoがお伝えするオリジナルのギフトストーリー
伊万里焼(鍋島焼)の歴史
佐賀には日本の磁器発祥の地、有田をはじめ、唐津、伊万里、嬉野、武雄などたくさんの焼き物の里があります。
その一つ、伊万里市大川内にある焼き物を伊万里鍋島焼といいます。
大川内は江戸時代、鍋島藩の御用窯があり、将軍家や諸大名ヘの献上品、贈答品が作られてきました。次々と開発される高度な技法が他に漏れるのを防ぐ為、人家から離れた大川内はまさに「秘窯ノ里」と呼ばれてきました。
豊かな自然を器に宿す「畑萬陶苑」
伊万里鍋島の窯元として昭和元年に創設した畑萬陶苑は歴史と文化を重んじ、素材、技法、美への飽くなき探求心によってこれまでにない新しいものづくりをして来ました。
さらに現代のライフスタイルに寄り添う商品を生み出すため、伝統に甘んずることなく、新しい技術や表現を取り入れる事にも果敢に挑戦しています。
例えば、時計のダイヤルだったり、ジュエリー、バッグ、スニーカーなど様々な分野で採用され、世界に向けて発信しています。
コーヒーやお茶を愉しむ新しいかたち
マグカップ「Rim Mug」は、「香りや飲み心地について突き詰めたい。」という思いから、バリスタや調香師といったコーヒーや香りのスペシャリスト、さらに形状開発のための成形型、生地づくりの職人、新しい表現を生み出すための釉薬や絵の具の専門家、そしてデザイナーとともに開発を進め、試作を繰り返しながら、実際に使ってみては修正を重ね、1年半の時間をかけ、このかたちに辿り着きました。
マグカップのデザインにおいて、コーヒーなどの香りを楽しむ上では、アロマを閉じ込める、口が窄まった「バレル型」と呼ばれるボディの形状が優れています。一方、口当たりは広がりがある「ラッパ型」が飲み物をほどよく流し込みます。
相反する二つの要素を両立させるために「もたせ」という厚みを口元に設けています。畑萬陶苑らしい薄口に仕上げることで、香り立ちの良いバレル型でありながらも、口先に向けて広がりを生む新しい形状ができました。鼻を包み込む絶妙な口径から立ち上がる香りの豊かさに驚かれると思います。少なめに注いでいただくとアロマがより際立ちます。
さらに、指掛かりにこだわった三角型のハンドルをボディの下部に配することで、できる限り重心バランスを下にし、飲み物が入った際でも過度な指への重みを軽くするよう工夫しています。
また、名前にもなった「Rim」=ふち・輪ぶち
マグカップにおいては底のふちのことを言います。サイドから見ると下部のリムがアクセントとなり、なんとも美しい。ただ美しいだけでなく、底が下につかないよう反りあがっていてやきものらしい釉薬の溜まりを生むことで、色の変化や陰影を引き出します。窯の中で変化する、結晶釉の奥深さをお楽しみください。
贈り物に
コーヒーやお茶好きの方に香りや飲み心地を突き詰めたマグカップを贈ってみてはいかがですか?父の日の贈り物にもおすすめです。
ゆったりとくつろぐひとときを演出する、こだわりの香り立ちと口当たりをお愉しみください。